★新森幼稚園 知能教育公開保育のご報告★
当園では、20年来取り組んでまいりましたSI(知能教育)の公開保育を当園の新園舎にて実施しました。新型コロナ対策のため、学校関係者等はオンラインでの参加となりました。
実施日:令和4年11月18日(10時10分~13時30分)
施設名:新森幼稚園保育室にて
協力を得た外部有識者 :喜多輝美 日本児童教育センター
参加した学校関係者評価の評価者:白濱洋征 知能教育顧問(オンライン)
N様/N様 保護者代表
小林先生 星の光幼稚園
他の園の教員 :北中靖久 K保育園(オンライン)
実施内容 :今回は、テーマ「エスアイ遊びをアクティブラーニングの活動として実施し、子どもたちの自己肯定感を高める」
新森幼稚園では、「子供の主体性」「就学までに身につけたい10の姿」「あそび(経験)から学ぶ」などを保育の活動でどのように実現
できるか検討してきた。今回は特にテーマとして、アクティブラーニングの一環としてどの領域においてもどの保育活動においても自己肯
定感を高められないかということに重点をおいて研究した。研修を進める中で、子どもの「素敵なこと」「試してみよう」「お友達の考え
や思いを認める」「自分のやりたいという気持ちを大切にする」という点に重点をおいて「どのような言葉がけが子どもたちの自己肯定感
を高められるか」等について専門的なアクティブラーニングのアドバイスを喜多先生にいただきながら検討した。公開保育では、その中で
エスアイ遊びを取り上げ、子どもたちが拡散思考を行うにあたり保育者や友達のどのような言葉がけや態度がより自己肯定感が高められる
か研究した。
公開保育の学校関係者評価:保護者代表 O様 SI遊びを通して、自分で取り組むということが、どのようなものかよくわかりました。
どのお子様も幼稚園で頑張ってるんだと感じました。正解が求められることが多い小学校とは異なる取り組みで、正解、不正解ではなく、
自分で考えたことが正解というところがなんでも挑戦するということで自信につながると思いました。SI遊びを通して、できた喜びや楽し
かったことが、今後の成長につながってほしいと願っています。
知能教育顧問 白濱先生: 子どもたちはどのような時も自己肯定を大前提にした行動がとれることが大切である。知能
の発達も自己肯定感に裏打ちされている。その観点からも、今回の取り組みは素晴らしいと考える。年長児は特に、小学
校への進学に向け期待も大きいが不安もある時期となる。自分も他人も区別なく受け入れ、大事にできる土壌の上に大切
にするべきポイントと考え、視点を変えながら研究によく取り組んでいると評価します。
関係者の反省会のまとめ:保育者の細かな配慮やよく考えた言葉がけがあったことで、子どもたちはより自信を深め、また、お互いが賞賛
するという形で褒めあうこと、認め合うことで自己肯定感が育ったと考えている。